理事長挨拶

私達は神奈川県に拠点を置く、建築協同組合です。
長らく続くこの平成不況の中、建築の技術力低下を食い止めるべく集まった”建築のプロ集団”です。
国土も狭く、資源に乏しい日本にとって、決して失ってはならないものの一つが、建築に携わる者の技術力です。
ランドマークであれ、スカイツリーであれ、そのもの自体を造るのは、確かな技術力を持った私達技術者にほかなりません。
しかしながら、日本の職人の技術力は、今まさに危機的状況にあります。

その要因の一つには、莫大な経費を掛け、実務経験の乏しい有資格者を雇い、体裁だけを繕った組織や、莫大な広告宣伝費を使い、確かな技術力や組織力を連想させながら、その実コマーシャルフィーのみで成り立つ組織が世の中に跋扈していることがあげられます。
そのような組織が多くなればなるほど経費が嵩み、当然ながら末端予算は下がります。
すなわち、お客様が長年積み上げてきた大切な資金の多くが、最も大切である技術に投下されていないのが現状なのです。
また、その様な状況下における技術者は、言うなれば栄養を搾取し尽くされた痩せた土地で、求められる作物を生きる為に作り続けている状況です。
これでは技術者のモチベーションは上がるはずも無く、更には日本の大きな財産である技術力の継承など出来るはずもありません。
本組合はそのような組織とは一線を画し、ただただ実直に建築技術を磨き、その確かな技術というサービスを、満足いただける価格でお客様に提供するとともに、日本の誇る建築技術を後世に継承することを目的として設立されました。

私達技術者は、その技術力が唯一の誇りであり自信であり、生きて行く全てと言っても過言ではありません。
若い頃より手に豆を作りながらも、日本の確かな技術力を学んで来たと言う自負があります。
物を造る事が好きで有り、生き甲斐でも有ります。
そんな私達だからこそ、お客様の大切な財産を守ることが出来ると確信しております。
これこそが真の技術者の本音なのです。

建築のプロ集団であると同時に、非営利組織である組合だからこその”技術力と価格への満足”を、是非1人でも多くの方々に感じていただければ幸いです。

協同組合圏推協
代表理事 本間 喜久